株式会社エーワン

  • TOP
  • BLOG
  • 小笹団地をぐーるぐる

BLOG 社員ブログ

小笹団地をぐーるぐる2010/8/23

Category:Other

ご無沙汰しています、
旅行記でまいどお世話になっております。
旅行記はこちらです

さて、今回はというと財布の中が寂しいこともあって、
目新しい旅行がなかった!ということもありまして、
身近なシュールな物件をお届けします。

その名も小笹団地。西鉄バスなんかでよく聞く名前ですよね。

昭和33年築、現在の公社の前身、福岡県住宅協会時代に建てられたもので、
福岡県内では初の大規模団地だったそうです。

なぜ、今小笹団地か?!
噂に色々聞いて、実際に行ってみました。

まずは下調べ、お決まりのGoogleMapの空港写真から現地を見てみましょう。
こちらです。

via Google map

ん、よくわかりづらいですか?
もっと寄ってみます。

via Google map

うん、シュールですね、シュールなんです。
ご注目いただきたいのはその形状。
その名も、スターハウスやダブルスターハウスという名前で親しまれている(?)
世にも奇妙な特異形状の住棟が多い団地なんですと。
※スターハウスではないという意見もあるようなのでご了承ください。

以下wikipediaより引用

主に日本住宅公団日本電信電話公社地方公共団体が建設を推進した。

形状は、スターハウスを上空から見るとY字型をしている。また主に公団・電電公社によって建設されたスターハウスは4-5階建てであり、その場合1フロア3室が基本である。近年は、星型の高層マンションが建設されるなどの新たな動きも出てきている。昭和30年代後半から昭和40年代にかけて、「複雑な形状であるため多くのコストがかかる」ことと、「大量生産に向かず、住宅の量的要求に答えられない」という理由ため、1964年(昭和39年)12月竣工の名和団地のスターハウスによって、日本住宅公団による中層のスターハウス建設は終了した。

というなんとも稀少価値の高い物件です。

via ALL-A blog

たまたま最近お知り合いになりました方がおざさ団地に7・8年住まれてある
強者だと聞いて、はるばるこの地に足を運んだ次第です。

マニアに言わせると県外から足を運ぶほどの超異質物件!なのだそう。

個人的に一番の狙いは螺旋階段。
なかなかお目にかかることもすくなくなってきた螺旋階段ですが、
「螺旋階段=非常階段」 という印象は拭いきれませんが、
小笹団地は 「メイン階段=螺旋階段」!というなんともシュールな作りになっておりました。

個人的に小さい頃から螺旋階段に憧れてました。
毎日螺旋階段でのぼりおりできる生活はさぞグルグル目が回りそうな日々になりそうですね・・・

さて、この小笹公団、もうすでに建て壊しが決まっているらしく、
もうすでに入居は不可能とのこと。
それだけにあまり濃密な情報が少ないのが現状ですが、
この物件に住める、隠れた方法もあるとのこと・・・。

ちなみにこの公団、正確な棟数は記憶していませんが、50を超える、群を抜いての棟数を誇る巨大団地。
くまなく見て回りたい方は送るまでの訪問をおすすめします。

建て壊しまでもう数年、ぜひぜひお近くへお越しの際はよってみてください、
以上、団地レポートでした。