株式会社エーワン

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電気自動車2010/6/17

Category:Other

みなさん、こんにちは。
福岡は今年も、黄砂の量が多いですね~。
洗車の度にタクラマカン砂漠を恨めしく思う、クリエイティブ部_Nです。

みなさんは、日産「リーフ」という車をご存知でしょうか?
トヨタ、ホンダなどが牽引していたハイブリットカー全盛の時代に、敢えてハイブリットへの技術投資を避け、
日産が肝いりで開発した電気自動車、化石燃料を一切使わないゼロエミッションカーです。

http://ev.nissan.co.jp/

予約開始から3ヶ月で本年度の予定生産台数が完売するなど、電気自動車時代の幕開けを担う車と言えます。
エコ=ハイブリッドという時代に敢えてそこで勝負せず、
ゼロエミッションの時代を見据えていた、カルロス・ゴーンの手腕にも感嘆しますが、
なにより電気自動車というワードに未来を感じます。

僕がまだ、学生の頃(10年前ぐらい…)は、初代プリウスがようやく誕生した頃で
大排気量、大出力エンジン全盛の当時、電気自動車なんて言葉も珍しく、出力・開発コスト・航続距離・どれをとっても
ガソリンエンジンに遠くおよばない、そんな未知の技術でした。
ところが、わずか10年で化石燃料を一切使わない、電気自動車が公道を走る時代が来るとは…正直驚きです。
1回の充電で、200km近く走れる事を考えると都心に暮らす人には最適ですし、
なにより給油コストがかからないので維持費が激安(電気代はかかりますが…)。
今なら、エコカー減税なんてふざけた税制まで付いてきます。

電気自動車は非力なんて話を耳にしますが、モーターから直接動力が得られる電気自動車は、
理論上電圧に比例して無限に出力を上げられるうえ(ミニ四駆のハイパーダッシュモーターのデカイ版ですね)、
ガソリンエンジンと違い出力制御も容易なので公道でポルシェをブッちぎれる電気自動車も夢じゃないかもしれませんね。
…おそるべし、電気自動車。

エンジンがモーターになるということは、自動車製造に関わる関連企業も変化するでしょうし、
インフラもガソリンスタンドから電気スタンド!?になったりして世の中の仕組も変化するはずです。
ゼロエミッションとはいえ、電気の製造にはCO2が伴いますし、その仕組み自体が完全なエコとは言えませんが
新しい社会変化の兆しとして、このリーフの存在は大きいのかもしれませんね。

次はポルシェをブッちぎれる電気自動車を買おう思っている、クリエイティブ部_Nでした。