株式会社エーワン

BLOG 社員ブログ

鬼滅の刃2020/11/12

Category:DiaryPrivate

こんにちは。
DS部のAです。

コロナ禍我が家に根付いた
フォートナイトというゲーム三昧です。
同時期に始めた子供たちと雲泥の差で
デジタル世代とは違うなとひしひしと感じています。

鬼滅の刃が流行ってますね。
映画が異例の大ヒットで
映画のスケジュールがバスの時刻表のようだと
話題になってました。
私は見てませんが。。

鬼滅の刃、ファンの方に申し訳ないのですが
なんでこんなにヒットしているのかなぁと
わかりませんでした。

話題になってから
コミックスは全巻読んで確かに面白いし
続きが気になります。
でも、(私は平気ですが)結構グロいし
人は死ぬし、どちらかという暗い感じで
ここまで一般的に人気になるものか?
と思っておりました。

アニメ版は見たことが無いですが、
評価が高いみたいなので
そっちが要因かなと思ったりしていました。

先日、あるマーケッターの方が
分析している記事を読みました。
同じく人気のワンピースに比べると
「海賊王に俺はなる!」と強いビジョンを掲げて
仲間とともに冒険を繰り広げるのに比べ、
鬼滅の刃では
仲間や時には敵である鬼たちの
バックグラウンドに共感しながら成長していく課程が違う
そして、それが現代社会にマッチした
みたいな話でした。

確かに先日のアメリカ大統領選の
テレビ討論会が史上最悪と言われるほどの罵り合いになったり、
SNSの誹謗中傷が問題になったり、
鬼滅の刃でもキメハラなることが問題になったり、
相手を思いやることで解消できそうなことが
多く問題になっているような気はします。

意見の相違は誰との間にもあるでしょうが、
根本必要なのは相手に対するリスペクトで
それが減ってきているのかなと感じます。

鬼滅の刃では敵だとしても
相手のことが語られて感情移入がしやすくなっています。
いわゆる鬼としてみているうちは
ただの敵ですが、
相手を知る中から新たな道を見出そうとする
そうした点が足りてないなと気づかされました。

息子の勉強を見ていると、
なんでこれがわからないのだろうと
教えていてイライラすることがあります。
でも、それは自分の経験を踏まえての解釈でわかっている
であり、頭ごなしに言っても理解にはつながらないなと
感じました。
ゲームをしていると私は子供たちができることが
出来なかったりします。
そのときグダグダ言われると
イライラだけが募りますものね。。

日本人にはよくわからないものでも
妖怪としてそのまま受け入れる考え方を知っています。
未知のものや理解できないものを鬼と決めつけず
現状を受け入れ、その中からよりよい選択ができる人になりたいなと
コロナ禍、外に出られず
子供たちのゲームを見ながら思った次第です。