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「本当にあった怖~い話」2009/3/11

Category:Other

AR159

天神で石を投げれば某私立F大学の学生に当たると言われる程のマンモス大学、
そこの経済学部に所属していた営業部S.Uです。
エーワンには私も含め3人はいてますかね。

さて今回は趣向を変えて、私自身が花の大学時代に体験した
今の所最初で最後のプチ心霊体験(?)をご紹介します。
ちなみに私は霊感なんてたいそうなものは全く持ち合わせていません。
場所は福岡県南部の方だったと思います、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
その名も『十三佛(じゅうさんぶつ)』!!
もはや名前からして呪われてしまいそうなんですけれども。

かれこれ10年以上前の蒸し暑い夏の日の夜だったかと思います。
暇だった私たちは、男女5人で心霊スポットに行こうということで、
少しばかりピンクな出来事を期待しつつ友人の車で現地に向いました。
そこであんな恐ろしい出来事が待っているとは知らずに・・・。

現地に着くとそこはもう電灯も点いていないような真っ暗な山の中。
山道を少し入らないと行けないらしく、車を空き地に駐車して車外に出る私たち。
まずそこで出迎えてくれたのが、
もうどれくらい人が住んでいないのであろうかという古びた廃屋。
こともあろうに懐中電灯を持参していなかった私たちは、
ライターの火を灯し、その小さな明かりを頼りに廃屋を横目にしながら山道の奥へと進みました。
少しづつ緊張が高まっていくのを感じながら、5分も歩かない内に十三佛入口に到着。
入口と表現したのは、そこはちょっとした洞窟になっているからです。
それが何のためにそこに存在するのかは不明なのですが、
その洞窟の中には不気味な十三体の石仏が。

満を持して洞窟内部に入る私たち、大人5人でも普通に入れるくらいの広さはありました。
洞窟内部はもはや何も見えないくらい真っ暗、いや何も見えないというより、
何も見たくない気持ちが強くなる程の不気味な空間。
古びた賽銭箱や、誰かが置いたのであろうお供え物、
壁面にも何かしらが描かれていたかと思います。
奥に進むにつれだんだんとせまくなり、ついには人が1人入れるくらいの道になりました。
先には続いている感じはしましたが、レディーもいましたし、
気持ち的にもここらで限界と感じ逃げるように外へと飛び出た私たち。
しかし物好きはどこにでもいるもので、友人の1人がせっかくだから奥まで入ろうと言うじゃありませんか・・・。
勘弁してくれと思いつつ彼の勢いに負けた私たちは再び洞窟の中にUターン。

が、しかしそこで私は何か小さな白い煙のようなものが周囲を漂っているのに気付きました。
初めはライターを付けているからその煙かなと思っていましたが、
その動きはどう見ても煙の動きではない、凄いスピードで横に動く動く。
そもそもライターを付けても煙は出ませんよね!?
確信は持てませんでしたが「こりゃマズいかも」と思った私は、
パニックにならない様に皆を一旦外へ出し、そのまま車へ戻りました。

結局あれが何だったのかは分かりませんが、
帰りの車の中で私が見た事を皆に話すと皆もドン引きしていました。
そして、何事もなかったので安心して帰っていた途中に、それは突然訪れました。
『まっすぐな道路なのに何故かハンドル操作ミスでガードレールに正面衝突』の巻(ギャ~ッ!!)
ケガ人は出ませんでしたが、車は廃車になってしまったそうな・・・。

いや~、やっぱりあんな所は遊び半分で行くものじゃないですね~、車を動かしに来たJAFのお兄さんも言ってましたっけ。
怖いですね~、それではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
(日曜洋画劇場 淀川長治氏風に)

P.S.ちなみに参考までにWEBで十三佛を調べていたら、
かなりヤバい所の様に書かれていました。しかも同じ様な煙の目撃談も・・・(恐っ!!)