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「靴を磨いてみようと思った」2009/2/13

Category:Other

EV131

まさか、自分が「世界恐慌」について考えることになるとは・・・・
今まさに、日本、いや世界は100年に一度の「不況」、「金融危機」の始まりと言われています。
サブプライムローン問題にはじまり、2008年9月29日、
ニューヨーク証券取引市場のダウ平均株価は、史上最大の777ドル暴落した。
株や世界経済に詳しくない僕でも、危機感は伝わってきた。
あっと言うまに、その波は世界中に広がり、10月6日~10日くらいを、
「暗黒の1週間」といわれる株価の暴落が発生した。
※自分レベルの知識なので間違ってたらスミマセン。

日本でも、大企業の赤字や、倒産、派遣社員解雇などなど・・・・暗い話題。
僕らの業界ももちろん・・・・。

そこで、こんな時代だからとあきらめるのではなく、
こんな時期だからこそに思考をシフトするため、
1929年の世界恐慌について少しだけ勉強してみた。(すごーく浅くですが・・・)

昔、授業で習ったときは退屈なだけで全然面白くなかった内容も、
興味をもって見てみると、これがなかなかはまってしまった。
具体的な内容は、知識不足で語れませんし、
皆さんのほうが詳しいと思いますのでカットします。
ぞっとしたのは、世界恐慌に始まり、太平洋戦争へと向かうこととなった・・・・。
なんか、今更ながらすごく怖くなった。

いろいろと調べてゆく中、興味深い話にたどりついた。
さて、タイトルである「靴を磨いてみようと思った」である。
超有名な話で恐縮ですが、「ウォール街の靴磨きの少年」の話です。
この話は、僕が中学生のころ、靴のカカトをふんづけて校内を歩いていると、
社会のH先生(風紀の先生でもある)が、いきなり僕をどつき、説教されたことがあるので、
その「少年」の話はよーく覚えていた。
内容は、こうだ。
「靴を大切にしないと、成功できない」。むかし、ニューヨークに・・・。と続く。
まさか、この年になって、先生ってすごい!と思うとは。

舞台は、1920年代、アメリカ、ニューヨークのウォール街。
そこに、どんな汚い靴でも一生懸命ピカピカに磨き上げる靴磨きの少年がいました。
少年は、街角の新聞屋の脇でいつも靴を磨いていました。
この少年が有名になったのは、ある投資家が大儲けした時に、
その少年に靴を磨いてもらったおかげと語ったからと言われている。
もちろん、その少年は、株の知識なんてありませんでした。
毎日、大儲けした話や、破産した話を聞きながら、靴を磨いているだけでした。
そんな、少年のところに毎日靴を磨きにきては、「景気はどうだい?」と訪ねるお客がいました。
少年はいつも、「社長さん、私たちは生活するだけのお金があればそれで幸せです」。
と答えて、いつもように世間話をするのがその少年の朝のはじまりだったそうです。
そんな日々が数年続いたある木曜日のこと、
いつものように「景気はどうだい?」と男性が訪ねると少年はこう答えた。
「ここ数年でやっと貯めたお金が少しあります。
そのお金で何か株を買おうと思いますが、
どんな株を買えばいいでしょうか?」
と言いました。
すると、その男性は「今日はもういいよ」、
と靴磨きを途中でやめ、「ありがとう」と言い残し帰っていきました。
その時、男性はその少年に、
「株は私が選んであげよう、自分で買っては絶対にいけないよ」。
と言い残して足早に去っていきました。
なんと、その日は、歴史に残る一日となりました。そう、「暗黒の木曜日」です。
その日を境にその男性は少年の所に来ることはなくなりました。
あっという間に客足は遠退き、廃業を決意したある日、
突然、その男性が少年の前に現れました。
男性は、「約束を守りにきたよ」、と少年に数枚の株券を手渡しました。
「ありがとうございます。」と少年がお金を渡そうとすると、
男性は「お礼をいうのは、私の方だ」。
「ただし、これだけは約束してくれ、その株は、何があっても
10年以上は、なにがあっても持っていてほしい」と、
少年からお金を受けとらず、去っていきました。

それから12年後、少年はその株を資金にし、立派な投資家になりました。
そして、あの男性は、大恐慌の被害を一切受けずに、資産を守り息子は大統領になりました。
男性の名は、ジョセフ・ケネディー。
少年との何気ないない会話(情報)の中から、ヒントに気づき、
インスピレーションで行動し成功したという不思議な話。

よく、ビジネス書や、自己啓発系の本に、
「はじめに、まず靴を磨こう」とある。
その意図する内容はいろいろあると思うが、僕はこう理解することにきめた。

「毎日靴を磨く」=「毎日いろいろな情報を耳を傾けよう」(情報収集)
「集めた情報を活かし、大胆に行動する」と。

先生の言ってた「意味」とは違うかもしれないけど、
今になって、先生を尊敬してみたりした、僕でした。

支離滅裂、くだらない話でスミマセン。

制作部.I でした。